ジビエの森とは?

ジビエ料理イメージ

古来より野生の鳥獣をいただく食文化が根付いていた日本。 いつしか一部の地域等でしか食す機会が無くなり、野生の鳥獣類の食肉を味わう人が減ってきましたが、近年では野生の鳥獣害による農村の被害を食い止めるため、また地産地消の一環として、そのおいしさを再発見し、ジビエ料理が脚光を浴びています。 奥三河高原ジビエの森では奥三河産の自然の恵みをお届けします。

解体処理施設「奥三河高原ジビエの森」の設立

ジビエの森 空撮 ジビエの森の運営主体である奥三河つぐ高原ツーリズム推進協議会は、自然に恵まれた愛知県の設楽町内、津具という地域にあります。全国の山間部と同じく、人口の減少や高齢化に直面する地域のひとつです。 こうした問題に対するなかで、地場産業の安定化に向けた取り組みのひとつとして2015年に「奥三河高原ジビエの森」を開設しました。 ジビエを通して地域の食文化のPR、獣害対策はもとより、地域に雇用を生みだすこと、ひいては観光客の誘致へと繋げてゆきたい。地元の夢を叶える第一歩が踏み出せたのではないかという自負をもって、地域の発展につとめてまいります。

施設の役割

山に囲まれたこの地域は鹿や猪による獣害が悩みの種。 収穫間近の農作物を食べられたり、田んぼに入って稲が倒されたり…鹿や猪と衝突する交通事故も発生しています。ジビエの解体処理施設を開設することで、田んぼや畑、ヒトに対する獣害対策の一部を担っています。さらにジビエ食材を地域の特産品として供給することにより、地域の活性化を目指します。

安心感と安全性

食材を扱う施設として安心してご利用いただけるよう、衛生服の着用はもとより、調理器の洗浄、解体処理、パック処理、出荷に至るまで一貫して責任者の管理のもとで行っております。また、金属検出器や目視によるチェックを実施し、県内でも有数となる最新の設備を導入するなど食の安全につとめています。

おいしさの理由

捕獲されたイノシシ・シカを迅速かつ適切に処理することでおいしい肉をご提供します。また、個体識別番号により捕獲処理状況を管理しています。

法令の遵守

  • 厚生労働省「野生獣肉に係る衛生管理ガイドライン」
  • 愛知県「野生獣肉に係る衛生管理ガイドライン
  • 愛知県衛生管理マニュアル
  • 個体の管理
  • 狩猟状況確認記録
  • 異常の確認記録

愛知発、ニッポンのジビエへ

愛知、奥三河、津具から全国へ。 ジビエ食材が、ジビエ料理がたくさんの人々から愛されるようになることを願い、当サイトを中心に情報発信をしています。 おすすめレシピ、ジビエの森の食材が味わえる施設の情報など、Facebook、TwitterなどのSNSを使いながら、全国へアピールしていきたいと思います。

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